2023年8月25日公開予定の映画「春に散る」の試写会が開催されました。
本作は作家・沢木耕太郎のボクシングを通して「生きること」を問う傑作小説を映画化した作品です。
今回は映画の概要や試写会の様子、横浜流星がボクシングのプロテスト合格にした情報を詳しく紹介していきます。
映画「春に散る」概要
8月25日公開予定の「春に散る」試写会が8月8日に大阪で行われ、佐藤浩一と横浜流星が登壇した。
佐藤浩一（さとうこういち）が演じる平岡仁一は、不公平な判定負けをして、それをきっかけに渡米する。40年ぶりに日本へ帰ってきた平岡は、飲み屋で横浜流星（よこはまりゅうせい）が演じる黒木翔吾と出会う。
黒木は平岡と同じように不公平な判定負けしたことにより、一度はボクシングをやめたという。2人は路上で拳を交わす。人生初のダウンを奪われた黒木は平岡にボクシングを教えて欲しいと懇願し、2人は世界チャンピオンを目指して命懸けの戦いに挑んでいく。
出演者 佐藤浩一、横浜流星、橋本環奈、坂東龍汰、片岡鶴太郎、哀川翔、窪田正孝、山口智子
横浜流星 俳優としての決意
横浜流星は、ボクサーを演じるために、自らプロボクサーになる必要があふと感じ、トレーニングを積みプロテストに挑んだ。
経緯については、格闘家への尊敬を表し、作品にかける思いを証明したかったと語る。
横浜流星は、極真空手の初段で世界大会で優勝した経験がある。
「格闘技が心から好きと再確認できた。久々の気持ちを味わえて最高でした。」とプロテスト合格の喜びを伝えた。
横浜流星 プロフィール
本名 : 横浜流星（よこはまりゅうせい）
生年月日 : 1996年9月16日（26歳）
出生地 : 神奈川県 横浜市
職業 : 俳優
事務所 : スターダストプロモーション
日本アカデミー賞 新人俳優賞 2019「愛唄-約束のナクヒト-」「チア男子！！」「いなくなれ、群青」
日本アカデミー賞 優秀助演男優賞 2022年「流浪の月」
2025年NHK大河ドラマ
「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺（つたじゅうえいがのゆめばなし）」
2025年1月〜放送予定 ※主演 蔦屋重三郎役
ユニークな佐藤浩一さん
広岡仁一を演じる佐藤浩一さん。俳優としてとても魅力的で目を惹きます！
佐藤さんは2020年に激痩せがネットで話題になり、重病説があり沢山心配の声もあがっていました。
痩せた理由は大腸ポリープの手術と寄生虫のアニサキスにあたって食事ができなかった。それに加えて、この映画の役作りのための減量だったことを説明。体重を６４ｋｇまで落とした結果だと自身が話している。
もうこの頃から役作りが始まっていたのですね。佐藤さんも横浜さんも俳優さんとしての役作りに対する熱意は只者ではない、俳優魂です。
元気な姿を見られて本当によかった。そして、その佐藤さんのユニークっぷりには本当に癒されます。
横浜さんが、佐藤さんには「何度も救われました。浩一さんと出会って良かった！」と感謝を伝えますが、劇中で師弟関係を演じだ（弟子）の言葉に対し「好感度あげてくれてありがとう！」と言う場面も。
プロテストを受ける話が、出た時も「本人をその気にさせていた。周りがね。」と秘話を暴露。
俳優として先輩である佐藤さんは現場でも若い俳優さんの手本となり、引っ張っていく存在でありながら、明るく、なごませてくれるキャラで良い関係性を築いているのだろう。
そんな中でも演技には真剣で。
「この男のパンチが重くてねー」と言い、「肩が痛くてゴルフ出来なくなったら監督を訴えてやろうと思った」と面白く語る。
それに対し、横浜さんは佐藤さんが「気にせず、本気で来い」と言ってくださるので、力を抜くのは失礼かなと思ったと。全てを受け止めてくださったと敬意を表した。
橋本環奈も初日、怖い方なのかとピリピリしている現場かもと思っていたが、そんなことなくて印象が180度変わったと話している。
それもまた、ユニークに「たいがいそう思われる。逆に喋りすぎて嫌われる（笑）」と苦笑い。
それが佐藤浩一さんの魅力であると思う。
まとめ
映画「春に散る」はボクシングを通して「生きること」を問うというところに、すごく大事なことを伝えてもらえるんだろうと興味を引きます。
そして、面々たるキャスト陣なので、素晴らしい映画になっていること間違いなしです。
横浜流星さんの本気で望むプロのボクシングの演技を楽しみに映画観に行きたいと思います。8月25日公開です！
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